働く人を知る

明るさと多様な経験を

持ち寄ったチーム

こんどう整形外科 主任・理学療法士
桐生 玲美
こんどう整形外科 理学療法士
黒田 杏美
こんどう整形外科 作業療法士
藤田 一矢

こんどう整形外科
主任・理学療法士
桐生 玲美
こんどう整形外科
理学療法士
黒田 杏美
こんどう整形外科
作業療法士
藤田 一矢

明るい雰囲気の中にも熱い想いを持つスタッフが集まるこんどう整形外科。患者様からの信頼を集めるふたりの理学療法士は姉妹だ。さらにこんどう整形外科にとって初めての作業療法士が加わった。この3名をはじめ、それぞれのスタッフが知識や経験を持ち込み、患者様第一の医療は進化していく。

整形外科医療への
情熱が導く

皆さんの経歴をそれぞれお聞かせください。
桐生:学生時代にはテニスに打ち込んでいて、怪我をしたときに整形外科にお世話になることが多かったので医療の仕事に興味を持ちました。幅広い知識を身につけたいと思い、最初の就職先に選んだのは総合病院で、急性期から回復期までさまざまな患者様のリハビリテーションを担当しました。

黒田:私もテニスをやっていた経験に加えて、高校生のときに東日本大震災を目の当たりにして「何か人の役に立てるようになりたい」と思いました。最初は、姉と同じ病院で働き始めましたが、整形の外来患者様を担当するうち、より患者様の生活に近いところで関われるクリニックに興味を持ちました。

藤田:もともと保育士をしていたのですが、祖母のことがきっかけで作業療法士の仕事に感銘を受けたんです。脳こうそくを患った祖母の身体には麻痺が残ったのですが、リハビリの成果によって再びお箸が扱えるようになりました。こんな仕事があるのかと、社会人になってからこの道を目指しました。前職では8年ほど、整形外科の病棟や通所リハビリで経験を積んできました。
3名のうち、こんどう整形外科での職歴が一番長いのは?
桐生:私です。実は、子どもの頃から一緒にテニスをやっていた同級生のお父さんが、近藤院長(泰大会初代理事長)だったんです。整形外科を経営していたのも知っていましたし、人柄が素敵な先生だったので、いつか一緒に働きたいと思っていたんですね。久々に連絡を差し上げたら、ちょうど介護部門の立ち上げを考えているタイミングと重なって採用していただいたんです。

実際に働いてみて、院長自身が患者様としっかり向き合って話しかける姿勢をとても尊敬しています。「大丈夫ですよ」と声をかけられた患者様の多くが安心する様子も間近で見てきたので、誇らしくなります。
黒田さんは、姉である桐生さんの紹介で入職されたのですか?
黒田:姉の誘いもありますが、訪問リハビリの可能性に惹かれたというのが大きいですね。ご自宅に訪問したほうが、手すりの高さやベッドの位置、お風呂の大きさなどの状況を拝見して、必要なリハビリが具体的にイメージできます。この「個別感」にとてもやりがいを感じています。

理学療法士で「姉」の桐生

理学療法士で「妹」の黒田

互いに認め合い、
高め合える存在

藤田さんはいつごろから働いているのですか?
藤田:まだ2か月くらいなんです。ちょうど家族の都合で引っ越すことがきっかけで、転職サイトを通じて、こんどう整形外科を知りました。いくつかの施設から内定をいただき、どこでも自分の経験が活かせるとは思いました。ただ、面接していただいたのが桐生さんだったんですけど、感じがよかったといいますか、和気あいあいとした雰囲気が気に入りました。

桐生:面接では、まじめな方だという第一印象を受けました。話し方も優しそうだったので、患者様に受け入れられるだろうと思ったので「ぜひ来てください!」とお伝えしました。それに、医院として初めての作業療法士だったので、期待していました。

藤田:歴史あるクリニックだったので、そこは驚きました。経験のある理学療法士が多数在籍していることは分かっていましたし、作業療法士の人数が少ないのは普通のことなので、自分にできることをしっかりやろうと思いました。
入ったばかりの組織で心がけていることはありますか?
藤田:やはり信頼を得たいと思っています。これは患者様やご家族、働いている同僚はもちろん、普段から連携しているケアマネジャーさんなどからもです。特に訪問リハビリでは患者様や利用者様を「この人なら安心して紹介できる、任せられる」と思ってもらうことが大切ですからね。もともと信頼を集めている医院なので、その一員として応対にも気をつけているつもりです。

桐生:よい医療を提供するのと同じくらい、とても大事なことですよね。その点では「黒田さんがいい」って言ってくださる患者様や利用者様が多いのは、妹ながらすごいなって思っています。昔から「愛されキャラ」だったんですよね。今の医院に求められていることにマッチしていると思います。

黒田:嬉しいですけど、私も普段は人と話すのに苦手意識があるので、患者様と接するときは、どんなときでも笑顔を絶やさず、心地よいコミュニケーションを心がけているんです。

逆に姉は、職場では主任としての職責をまっとうしながら、4歳と2歳の子育てとも両立しています。さらに臨床歴も長いから、治療法について質問すると必ずアドバイスをくれるんです。自分にとってはスーパーマンみたいな存在ですね(笑)

藤田:おふたりともすごいと思いますよ。大きな病院で勤めてきたから知識があるだけでなくて、処理能力も高い! 日々、何百人と接しているのに、患者様のお名前と疾患名がパッと口から出てくるじゃないですか。具体的な対策も教えてくれるので、本当に日々助けられています。

桐生:いやいや、お互い様です。ワークライフバランスという点では、今とてもうまくいっているかなと思いますが、それは同僚の支えや理解があってこそだと、こちらこそ感謝しています。

明るさと笑顔が、
信頼関係の第一歩

桐生:藤田さんのように新しい方が入ってくるありがたさも感じています。勤続年数が長くなると当たり前になっていることに対しても「もっとよくできるのではないか」と、新鮮な提案をくれるんですよね。

藤田:院内の限られたスペースをどう有効活用するかという話ですね。もちろん、これまでも動線や配置を考え、試行錯誤してきたはずなので、新入りが意見するのはためらいもありました。

黒田:頼もしく感じていますよ。しかも、まずは意見を出すこと、伝えることが歓迎される文化があると思います。院長をはじめ先輩方が作ってくれたものなのだと思いますね。

藤田:それは感じます。これからも私なりに、気付いたことは伝えていくべきですね!
今後一緒に働きたい方のイメージを聞かせてください。
藤田:周りとコミュニケーションが円滑に取れて、患者様のことを第一に考えられる方がいいと思います。スタッフ側で意見がぶつかっても、患者様第一という点がぶれなければうまく解決できると思うんです。

黒田:そうですね、患者様第一は基本です。付け加えるなら、明るさや元気さ、そういったものを持っている人。笑顔が絶えない人が向いていると思います。

桐生:もうふたりの意見に完全同意です(笑)

こんなふうに同僚同士で求める人物像が一致するって、いいなと思いました。

イキイキチイキパーソン
インタビュー