外科
外科では、火傷や切り傷など外傷性の病気やケガなどに対する一般的な手術や処置を行っております。感染症などの心配もありますので、ケガをされたときはすぐにご来院ください。必要に応じて適切な高度医療機関の各専門科をご紹介いたします。お気軽にご相談ください。
胃がん・大腸がん・肺がん・乳がんなど疾患を取り扱います。早期発見のための検診から、精密検査を行い、その後必要な治療を御紹介いたします。他院からの引き継ぎで化学療法(抗がん剤治療)に対応します。
日帰り手術:下肢静脈瘤~保存的治療・硬化療法・高位結紮・ストリッピング術・痔核切除術・ヘルニア根治術・皮膚腫瘍切除・陥入爪手術など
擦り傷、切り傷などの治療
日常的に起こしやすい外傷(擦り傷、切り傷など)の治療を行っております。一見大したことが無いように見える場合でも、傷痕や思わぬ後遺症を残さないようにするために、専門の医療機関を受診なさることをお勧めいたします。
ケガをなさったら、お気軽に当院をご受診ください。当院で対応できないような場合には、他の医療機関をご紹介いたします。
擦り傷
擦り傷は、皮膚の一番外側にある表皮がこすり取られ、はがれた状態になった浅い傷のことです。皮膚の表面を擦ったことによって炎症が起こっていますし、皮膚の浅い部分には神経が密に走っているため、切り傷よりもむしろヒリヒリとした痛みが続きがちです。
擦り傷も適切な手当をしなければ、細菌などに感染して化膿することがありますので、軽視せずに医療機関での治療を受けましょう。
切り傷
切り傷とは、ガラスや刃物など鋭い器物による体表の傷のことです。切り傷は傷口が鋭く切断されており、周辺組織につぶれの無いことが特徴です。
日常的に誰もが経験する切り傷ですが、その重症度は、損傷した組織の深さと幅によります。自分が思っているよりも深く切り、神経・腱・骨などまで損傷を受けている場合があります。血管、神経、腱の完全な断裂をきたしたケースでは、時に緊急に縫い合わせる処置が必要になることがあります。
また、土やサビなどが傷口に入ってしまった場合は、破傷風などの感染症の恐れが生じてきます。異物を取り除いた後、必要があれば抗生剤を投与して感染症を予防します。出血が多い場合には、縫合処置も行います。糸で縫わずに、創傷閉鎖用の滅菌テープや医療用のホチキスを使って、患部を固定するケースもあります。
※損傷を受けた箇所を慎重に確認したうえで適切な処置を行い、傷をきれいに治しますので、傷の中の病原微生物が増殖しないとされる受傷後6時間以内に受診するようにしてください。